【特集】学ぶ環境の違いで自分の可能性に気づけない?

【学ぶ環境の違いで自分の可能性に気づけない?】

生まれてから成人を迎えるまでに、幼稚園・保育所、小学校、中学校、高等学校と生活や繋がる人と地域の環境が変わり、様々な経験をつむことで個性が新しく培っていきます。障がいを抱える方も同じように経験を積み重ねることで個性が培われていきますが、その多様な経験を学ぶためには多くの課題があります。

障がいを抱える方は、特別支援学校に通うこともありますが、特別支援学級という形で普通学校に通い、学ぶこともできます。

特別支援学級は自閉症や情緒障害、知的障害等の通常学級での学習指導が難しい方を少人数で授業を行い、一人一人に合わせた学習を行うことを目的としています。

特別支援学校は視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱者などの領域にわかれています。視覚障害は点字を使用することもあり、聴覚障害では手話やコミュニケーション手段の獲得も目指します。知的障害では少人数で勉強する等があり、それぞれの個性に合わせた教育が提供され、生活の自立を図ることを目的としています。

支援学級は個々に合わせた学習教育を行うこと、支援学校は生活の自立を図ること、この2つが大きな違いとなります。

現在では、医学の発展により、救える命が増えていくと同時に、重度な障がいを抱える方も増え、より特別支援学校のニーズが高まっています。

しかし、バリアフリーや特別な医療器具が必要になる等の問題もあり、たとえ、本人が「普通学校の普通学級で学びたい!!」と思っていても通えない事があります。普通学校の普通学級で体験する、極々ありふれた日常を体験しないまま成人を迎える方は少なくありません。その機会を経験しないことにより、障がいを抱える方の多くの「可能性」が見えにくくなっていることに気づきました。

Hito Rehaは対話カフェやオンラインコミュニティサービスを通して、障害を抱えた方や家族の沢山の想いを聴きます。その想いを聴く・伝えていく中で気付けなかった可能性があり、いつかは障がいを抱える方がチャレンジしたかった事を共に創ります。大事なことは、「誰と一緒にそのチャレンジをしたいか?」ではないでしょうか。Hito Rehaはチャレンジを創るだけでなく、両親・兄弟、友人さまざまな人と地域・社会に繋がる活動をしています。

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