Houseルール
一緒に暮らすからこそ、大切にしたいこと
Meet Up Home Sendaiは、大学生と障害のある人が、同じ屋根の下で日々の暮らしを共にするシェアハウスです。ここでは、「支援する人」と「支援される人」という関係だけではなく、同じ生活者として、それぞれのペースや個性を大切にしながら暮らすことを目指しています。
そのためには、自由に過ごせることと同時に、一緒に暮らす人への配慮も必要です。
Houseルールは、誰かを縛るためのものではありません。
「自分にとっての当たり前が、誰かにとっては当たり前ではない」
そんなことも含めて、お互いの違いを知り、気持ちよく暮らしていくための「暮らしの約束」です。入居者一人ひとりが、相手の立場を想像しながら、自分たちの暮らしを一緒につくっていくことを大切にします。
01|お互いの生活を大切にする
シェアハウスでは、一人ひとりにそれぞれの生活があります。
生活リズム、音の感じ方、においへの敏感さ、片付けの仕方、人との距離感など、違いがあることを前提に暮らしましょう。
「自分は気にならないから大丈夫」ではなく、「一緒に暮らす人はどう感じるだろう?」と一度考えてみることを大切にします。
困ったことや気になることがあれば、我慢し続ける必要はありません。
まずは本人同士で話してみる。難しい場合は、住人同士で話し合う。それでも難しい場合は、管理者に相談する。
一人で抱え込まず、みんなで暮らしをつくっていきましょう。
02|音と静かな時間
クワイエットタイム
22:00〜翌7:00は、静かに過ごす時間です。リビングでの大声での談笑は控えましょう。窓を開けたままの会話は控えましょう。
楽器の演奏など、大きな音が出る活動は控えましょう。22:00以降の動画視聴・音楽・通話・ゲームなどは、イヤホンやヘッドホンを使用しましょう。
テレビや音楽は、日中も大きすぎない音量を心がけましょう。洗濯機・掃除機など、大きな音の出る家電は、6:00〜23:00の間に使用しましょう。
また、庭でのおしゃべりや集まりは、近隣への配慮から20:00までを目安とします。
03|共有スペースは「次の人」のために
リビング、キッチン、洗面所、シャワー、トイレ、玄関などは、みんなで使う場所です。
使った人が、次に使う人のことを少しだけ考える。それだけで、暮らしはずっと気持ちよくなります。
【リビング】
・私物を長時間置いたままにしないようにしましょう。
・使用したものは、元の場所に戻しましょう。
・外出するときは、エアコンやテレビなどの電源を確認しましょう。
・リビングを一人で長時間占有することは避け、みんなが使えるようにしましょう。
【キッチン】
・「使ったら、洗う。拭く。戻す。」を基本とします。
・食器や調理器具は、使用後に洗って元の場所へ戻しましょう。
・シンクに食器を溜めたままにしないようにしましょう。
・生ごみはその都度処理しましょう。
・コンロやシンクなどに汚れが残った場合は、使用した人が清掃しましょう。
・冷蔵庫・冷凍庫の個人スペースには、名前などを記入しましょう。
・共有スペースに置く食品や調味料には、必要に応じて名前と日付を記入しましょう。
・賞味期限・消費期限の切れた食品を放置しないようにしましょう。
・においの強い料理をするときは、換気扇を使用するなど、近隣や他の住人への配慮をお願いします。
【シャワー・洗面所】
・使用後は、次の人が気持ちよく使える状態に戻しましょう。
・排水口に溜まった髪の毛などは、使用した人が取り除きましょう。
・私物を共有スペースに置いたままにしないようにしましょう。
・洗濯が終わった衣類は、できるだけ早く取り出しましょう。
【トイレ】
・使用後は、必要に応じて清掃・消臭をしましょう。
・トイレットペーパーなどの消耗品がなくなった場合は、補充しましょう。
・次に使う人がいることを考え、長時間の占有は避けましょう。
04|ゴミとにおい
・ゴミは、仙台市のルールに従って分別しましょう。
・ゴミを溜め込まないようにしましょう。
・キッチンの生ゴミは、その都度処理しましょう。
・自分の部屋に食べ残しやゴミを溜め込まないようにしましょう。
・強いにおいのするものは、周囲に漏れないように管理しましょう。
・「自分の部屋だから自由」ではなく、においや衛生面で他の人に影響することもあることを意識しましょう。
05|庭の使い方
・庭も、みんなで使う大切な共有スペースです。
・自転車やバイクは、決められた場所に停めましょう。
・靴、衣類、サークル用品などの私物を庭に放置しないようにしましょう。
・庭での集まりやイベントを行う場合は、事前に住人同士で相談しましょう。
・バーベキューなどを行う場合は、近隣への配慮を忘れず、終了後は必ず清掃・片付けを行いましょう。
・庭の草むしりや清掃など、みんなで使う場所の維持管理にも協力しましょう。
・庭は、「誰かが管理してくれる場所」ではなく、みんなでつくっていく場所です
06|来客について
友人や家族など、外部の人を招くことはできます。ただし、シェアハウスは入居者みんなの生活の場です。
来客がある場合は、事前に他の住人へ共有・連絡し、生活への影響が大きくならないように配慮しましょう。
また、来客がHouseルールを守ることについては、招いた入居者が責任を持ってお願いします。
宿泊については、入居時に定める宿泊ルールに従ってください。
07|プライバシーを尊重する
それぞれの居室は、その人の大切なプライベート空間です。
・許可なく他の人の部屋に入らない。
・許可なく他の人の私物に触らない。
・貴重品は各自で責任を持って管理する。
他の人の写真や動画を撮影・公開するときは、必ず本人の了承を得る。「シェアハウスだから、何でも共有」ではありません。
共有するものと、共有しないもの。その境界を大切にしましょう。
08|喫煙・火気について
建物内は全面禁煙です。屋外で喫煙する場合も、煙やにおいが近隣に流れないよう十分に配慮し、吸い殻は必ず責任を持って処理してください。
また、火災予防のため、調理目的以外での火気の使用は行わないでください。
09|共用設備・家具・家電
共用の家具・家電・備品は、みんなのものです。
・使用後は元の場所に戻しましょう。
・汚した場合は、その場で清掃しましょう。
・一人で長時間占有しないようにしましょう。
・故障や不具合を見つけた場合は、管理者へ知らせましょう。
・外出時は、不要な電気・エアコンなどの電源を切りましょう。
・「壊れたら誰かが直す」ではなく、みんなで大切に使いましょう。
10|禁止していること
安心して暮らせる環境を守るため、以下の行為は禁止します。
・他の住人の生活を著しく妨げる行為
・他の住人のプライバシーを侵害する行為
・無断で他人の部屋や私物を使用すること
・シェアハウス内での喫煙
・危険物などの持ち込み・保管
・無断でのペット飼育
・宗教・ネットワークビジネス等への勧誘
・その他、他の住人や近隣住民に著しい迷惑をかける行為
なお、障害の有無や年齢、性格、生活習慣などの違いによって、必要な配慮が異なる場合があります。
「ルールを守れない人」と決めつけるのではなく、まずは何が難しいのか、どうすれば一緒に暮らせるのかを考えることを大切にします。
11|困ったときは、一人で抱え込まない
共同生活では、どうしても「ちょっと気になる」「困ったな」ということが起こります。
そんなときは、我慢して溜め込まず、できるだけ早めに相談してください。
【基本的な流れ】
① まず本人に伝えてみる
「やめてください」ではなく、「夜は音が気になって眠れないので、少し小さくしてもらえる?」など、具体的に伝えてみましょう。
② 難しい場合は、住人同士で話す
お互いの事情や感じ方を知ることで、解決できることもあります。
③ それでも難しい場合は、管理者に相談する
必要に応じて管理者が間に入り、一緒に解決方法を考えます。
大切なのは、誰かを責めることではなく、これからも一緒に暮らしていくためにどうするかを考えることです。
12|Houseルールは、みんなでつくる
Meet Up Home Sendaiの暮らしは、最初からすべての答えが決まっているわけではありません。
実際に暮らしてみると、「このルールはもう少し変えた方がいい」「こうした方が暮らしやすい」「こんなことに困っている」ということが出てくるかもしれません。そのため、定期的に住人同士で話し合う機会をつくります。Houseルールも、暮らしの変化に合わせて見直していきます。この家の暮らしをつくるのは、そこに住む一人ひとりです。
最後に
Meet Up Home Sendaiでは、「違うから、分ける」のではなく、「違うからこそ、知る」。そんな暮らしを大切にしています。
誰かにとっての「普通」が、別の誰かにとっては「普通ではない」ことがあります。だからこそ、相手を変えようとするのではなく、まず知ること。
そして、ときには話し合い、ときには譲り合いながら、みんなが自分らしく過ごせる暮らしを、一緒につくっていく。
それが、Meet Up Home SendaiのHouseルールです。