2月11日に開催されました、障がいを抱える方と家族のための“対話カフェ”のテーマは「どのように意思を伝えているか」です。
瞬時に思いつくものとしては、“言葉”を使って伝えるがあると思います。では、言葉を話せない人にとっては、どのように意思を伝えるのでしょうか?
実際は、表情(笑顔、涙、眼差し等)態度(不機嫌、すねる 等)ジェスチャー(首を動かす、目を動かす、強く握る 等)iPad等の機械を手段として、意思を伝えていることがわかりました。
ですが、その意思は正確に伝わっていないことが多い、ということが今回の発見です。では、その人の意思が伝わらないとき、どうするのでしょうか。
“諦める”“不機嫌になる”ということです。
意思を伝える難しさ、その意思を理解する難しさがここには存在していることが伺えます。
では、本当に言葉を話さない人の意思は伝わらないのか。そうではないと思います。
その人が“何を伝えようとしているのか、どんな表現を使って伝えようとしているか”よく見ることです。もし、分からない時には、素直に聴いてみましょう。
そして、分からない、理解されない状態が続くとお互いにフラストレーションが溜まりますので、良き理解者を増やすことがとても大事なのだと今回学ぶことができました。